黒石 奈央子
B STONE株式会社 Ameri VINTAGE
CEO / ディレクター
Special
Interview
インタビュー
一捻り効いたデザインで女性に人気のAmeri。CEO兼ディレクターである黒石奈央子さんは自分自身だけでなく、従業員一人ひとりに対しても真摯に向き合っていました。黒石さん自身の考えや取り組みやこれからのビジョンを伺いました。
黒石さん自身がYOU健診に関心を持ってくださったきっかけや
理由をお聞かせください。
正直、20代は自分の健康に関してはそこまで関心がありませんでした。ですが、30代になると周りの人の妊娠や婦人科系の病気になってしまった人の話が耳に入るようになったことで他人事ではないと思うようになりました。
そんな中、YOU健診に出会い、定期健診だけでなくがん検診をすることで病気の早期発見ができたらなと興味を持ったのがきっかけです。
アパレルとなると女性が多い職場だと思われますが、女性の健康管理に関しての必要性を感じますか?
とても必要性を感じます。
理由としては2つです。
1つ目は立ち仕事が多く、体力が必要であること。
2つ目は従業員の9割が女性なので、婦人科系の疾患や生理の悩みといった女性ならではの悩みがあること。
働き続けるためには一人ひとりに合わせた健康管理が重要だと考えています。
女性が多いからこそみんなが健康で元気に働いてほしいと思います。
女性特有の症状や疾患について、会社で実際に導入した
実績があれば教えてください。
健康管理をするにあたって、従業員を知ることが大切だと思っています。
Ameri VINTAGEでは従業員の体調不良による欠勤や早退などを記録し、従業員一人一人の体調や特性を把握しています。仕事の配分を工夫するようアドバイスしたり、残業を減らしたり、私と従業員で1対1の面談する際に体調に関して聞いたりすることで働きやすい職場作りを行っています。
健診補助制度について教えてください。
(人間ドックの補助額や 婦人科検診の補助など)
定期健康診断に関しては健康診断の制度が始まってからずっと導入して、社員のほとんどが受診しています。また、婦人科系の検診に関しては5年前から補助制度を導入しており、子宮頸がん検診が無料で、乳がん検診が半額負担で受診できます。
今では女性社員の9割が受診できています。社員全体のリテラシーも高く、受診するのが当たり前といった認識が広まっていると感じます。
Ameri VINTAGEをどんな会社にしていきたいですか?
Ameri VINTAGEを長く働きたいと思えるような会社にしていきたいです。
昨年育休を終え、復帰したスタッフが1名、産休に入ったデザイナーが1名います。その際、女性が働き続けやすい環境を整えることは会社としてより良い製品やサービスを提供することにつながっているのだと感じました。
女性が多いことから、これから子持ちの方も増えていくと思います。託児所やリモートワークを増やすことでお子さんがいても働きやすい環境を作りたいと考えています。