「日本人女性がなるがんで一番多いのが乳がん。仕事にプライベートにとても忙しい30才40才台に珍しくないことはあまり知られていません。患者さんに向き合っていると、女性は強い！といつも実感していますが、多くの方は治療を乗り越え自分の日常を取り戻しています。「正しく知ること、正しく恐れること」その近道は自分に合った健診を考えることから始まるのではないでしょうか。」
【プロフィール】
2003年東京医科歯科大学卒業。国立がん研究センター中央病院外科等を経て2013年より虎の門病院赴任、現ブレストセンター医長。「若年乳がん患者のサバイバーシップ支援プログラム構築に関する研究」班員、乳癌患者の妊娠出産と生殖医療のガイドラインの編者・副編集長。乳がん診療が専門で、診断から手術・薬物療法・放射線治療など治療方針の決定と手術・薬物治療に従事し、日々患者さんと向き合って治療を行っている。
